2018年5月30日水曜日

相撲の起源、ドラクロワ美術館で展示される!??

 2018年5月、サンジェルマン・デ・プレにあるドラクロワ美術館を訪問しました。
 彼の作品はもちろんのこと、他の画家の作品も数多く展示されていました。

 特に、「天使とヤコブの格闘」が何人かの画家によって題材にされていて、それらが比較できます。

美術館入口

”Bacchus et un tiger", 1834, Delacroix

"La Lutte de Jacob avec l'ange", vers 1580-1590
Ippolito Scarsellino

"Etude proparatoire pour La Lutte de Jacob 
avec l'ange",
 1854-1860, Delacroix

"Etude proparatoire pour La Lutte de Jacob 
avec l'ange", 
1960-1966, Marc Chagall

"La Lutte de Jacob avec l'ange", 1950-1952,
Marc Chagall

"Etude proparatoire pour La Lutte de Jacob 
avec l'ange", 
1960-1966, Marc Chagall

サン・シュルピス教会と教会前の噴水

"Saint-Michel terrassant le demon", Delacroix,
「悪魔に打ち勝つ大天使ミカエル」、
サン・シュルピス教会の天井画

”La Lutte de Jacob avec l'ange", Delacroix,
サン・シュルピス教会
都市伝説ですが、この天使とヤコブの格闘をヘブライ語では
シューモーと言い、これが日本に伝わって、日本の国技
「相撲・すもう」になったとか!??
相撲のハッケヨイ、とか、ノコッタはヘブライ語で「投げろ!」「やっつけろ!」と言う意味だそうです。


 美術館自体はとても小さい建物ですが、多くの作品が展示されています。美術館と言うよりは、彼のアトリエ兼住まいと考えた方が良いでしょう。
 また、小さな中庭が有り、天気が良ければベンチでゆっくりできます。その中庭に続く外廊下(階段)の途中に別館が有ります。もちろんその別館も同じチケットで鑑賞できます。


 この美術館の入口が、少し分かり難いです。花屋の右隣り奥に中庭の様な広場が有り、そこが入口になります。荷物を入れる無料のロッカーを使用できます。


 尚、これらの作品とは別に、現在、2018年7月23日まで、ルーブル美術館で、ドラクロワの特別展示を行っています。世界中の美術館、収集家から180点ものドラクロワの作品を借りて来て、展示する豪華な展覧会だそうです。











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