2010年8月27日金曜日

凄いコーヒーを発見しました。


ウクライナ南部のニコラエフで凄いインスタント・コーヒーを見つけました。

Red Katana 正直者マーク、その名も「武士道」コーヒー。

Japan Best Quality だそうです。どなたか日本で見た方いらっしゃいますか?

次回行った時は是非お土産に買ってきます。

2010年8月17日火曜日

旅行先のレストラン

他の店に食事に行くと、色々勉強することがありますが、それが海外だったりすると、
文化背景、習慣などが違い本当に勉強、(びっくり)することが沢山あります。
普段Parisのレストランで当たり前の事と思っていることが、全く通じなかったり、
やはりParisの方が良いな、と思ったり、、、、。

例えば
ロンドンにて、ミネラル・ウォーターを注文した時のこと。
グラスですか、ボトルですか?と聞かれた。フランスでは、ミネラル・ウォーターを
グラスでサービスすることは無いので、(だってグラス入りの水を持ってこられても
本当にミネラルか水道水かはっきりとは分からないじゃないですか)、その質問の
意味がはじめは分からなかった。英語が分からなかったのではなく、グラスで水という
英国のサービス習慣が分からなかったのです。また、フランスで”グラス”というと
氷のことなので、(ロンドンに居ながら)「もしかして、アイス入りかどうか聞いているの
だろうか?」などと考え始めてしまい、(数秒ではあるが)更に頭がこんがらがってしまった。
結局、ウエイトレスがゆっくり説明してくれて、理解を得たが、、、、。
確かにグラスワインがあるのだから、グラス・ミネラルがあってもおかしくは無いかも、、、。

アメリカ・アトランタにて、
コーヒーショップにて、コーヒーを注文すると、S、Lのサイズを聞かれ、その後、空の
紙コップを渡され、あそこの大きいタンクからコーヒーを注いでくれと!!
セルフサービス??何杯でも飲めちゃうじゃないか!サイズなんて関係ないじゃんか!
などと悪い方に考えてしまうが、そこはやはり客商売、性善説に則って物事を進めて
いるのであろうか、それとも合理性を優先させているのだろうか?

同じくアトランタにて
ファーストフードの店で、バーガーやサラダを食べていると、周りのテーブルを下げたり、
掃除をしている店員が、盛んに「うまいか?」とか「エンジョイしているか?」などと
声を掛けてくるのにはちょっとびっくり。フランスでは、ファーストフード(ごとき)では、
店員は売ったらそれっきり、声など全く掛けてこない。店を出る時、「メルシー」さえも
言わないことが見受けられる。
それに比べて、このアメリカのサービス精神旺盛な事(?)、それとも人懐こっさなのか?
まさしくアメリカで、サービス業の原点に戻るような勉強をさせてもらった点です。

2010年6月6日日曜日

究極のクレジットカード

支払いはクレジットカードでするお客様が多い。欧米では当たり前のことでしょう。
中でも最高のカードはAMEXのブラックカードであろう。AMEXには通常のグリーンから
ゴールド、プラチナ、そして最上級のブラックカードと4種類ある。
プラチナカードまでは、カード保持者の希望で(年間の会員費を払えば)その保持者に
なれる。だが、ブラックカードはAMEXによって選ばれなければ保持者になれない(らしい)。
噂によると、限度額なし(飛行機がたった1つのサインで買える)、年収一億円、年間カード
使用が5000万円くらいにならないと持てない、など真偽は定かでないが、選ばれた人しか
持てない究極のカードである。
星つきレストランに勤務していた時、年に数回見たことがあったが、現在の8区の店では
ほぼ毎週のように見かけるようになった。それだけこのパリ8区のゴールデントライアングルが
特別なセレブ御用達地区ということなのだろうか?
世界の王侯貴族や不動産王などが持っているのは分かるが、時には「えっ、こんなお客様が!??」と
思うくらい若い30代の方持っていたりする。(IT長者か親のカードか?)日本人でこのカードを
利用した方は私は、今まで2名しか見たことがない。一人は投資コンサルタントの方、もう一人は
元サッカー選手のN氏である。

2010年5月30日日曜日

お客様の記憶

パリで長年サービスをしています。現在の店で7件目になります(ニューカレドニアを含む)。
すると時々、お客様から、「君はとはどこかであったよね。」とか「見覚えがあるが以前はどこで働いていたかね?」など声を掛けられることがある。

パリで働いている日本人調理人は沢山いるが、ホールで働いている日本人は本当に少ない。
まぁ、アジア人は目立つから、印象にも残りやすいのだろう。全く見当違いの事を言われることも
時々あるが、やはり的確に「あれ、前はXXで働いていたよね」とか「もうOOは辞めちゃったの」
「XOで見かけないと思ったら、ここに居たの?」などと覚えて頂いているお客さまもいらっしゃる。
1つ前の店の事を言われることがほとんどであるが、中には10年も前の店の事を覚えていて
声を掛けてくれるお客さまもいらっしゃった。これにはびっくりした。

普通、ギャルソンはお客様を観察することが仕事、などと言われるが、実はお客さまも
サービスを良く見ているのである。

まだ「君はニューカレドニアにいたよね」というお客様は出現していないが、もしかしたら
近い将来現れるかもしれない。もし、そんなお客様がいらっしゃったらシャンパン1本
ご提供します。

2010年5月10日月曜日

常連さん??

予約時に、「すみません、満席です」というと決まって「私は常連です。いつも利用しています」とか「オーナーは居ないの?」とか言ってくるお客さんがいます。
そんな人に限って、こちらは全く記憶が無く、1カ月くらい前に来たお客さんです。
幸いなことに当店は週に3回、4回と利用してくれる”本当の”常連さんがいます。
(有り難いことです。)
そんな常連さんは、当店がいつも満席なこと、予約無しで来店しても席が無いことを良くご存じです。
忙しいと見れば、早めに席を明けてくれるし、キャンセルの電話はきちんと入れてくれるし、どの席でも文句は言わないし、、。
逆に、常連ぶるお客さんは、時間は守らない、人数変更は来店時に告げる、席に文句をつける、アペリティフの提供を露骨に要求する、犬を入れろと平気で言う、など挙げればキリがないくらい文句を言います。
真の常連さんは、自分を常連とは名乗りません。似非常連さんに見習って欲しいです。

2010年4月21日水曜日

フランス語、英語の名前

お客様が予約する時、苗字ではなく名前で予約することが時々あります。
姓がとても難しい時、長い時、発音が難しい時など、下の名前で予約します。
アルファベットで15字くらいの長い名前やアラブ系の聞きなれない名前よりは、
「ピエール」とか「ステファニー」と言ってくれたほうが、予約を受ける方も楽です。

ただ、時々混乱が生じるのは、英語名とフランス語名があること。
フランス人と英・米系の人がレストランで待ち合わせをすると、時々混乱することが
ある。

フランス語の「ステファン」は英語では「スティーヴ」です。
フランス語の「カトリーヌ」は英語では「キャサリン」、
同様に「ギヨム」は「ウィリアム」と言った具合です。

予約名が「スティーヴ」なのに、待ち合わせの相手は、「ステファン」と待ち合わせです、と
言ってきたりします。
するとうちのスタッフは「すみません、ステファンさんの名前では、予約を頂戴していません。」などと
いった対応になってしまいます。

名前は本当に難しいです。

2010年4月14日水曜日

クリヨンの新シェフ

本日の新聞より。しばらく空席であったホテル・ド・クリヨンのシェフに28歳のアッシュ氏が就任した。
クリヨンのシェフは、フランスを代表するホテル(日本での帝国みたいなものか?)なので、代々実力者が多かった。
しかし、なぜか、彼らは(いつも問題がある)辞め方をしてきた。経営者と折り合いがつかないのか????

28歳の新進気鋭のシェフに白羽の矢が立ったのは、経営者サイドから都合が良いからなのかと、
勘ぐってみたくもなる。
ただ、アッシェ氏の経歴は、クリヨンのシェフに恥じない、素晴らしレストランをいくつも経営している。
ルカ・キャルトン、ホテル・ヴェルネ、ブリストルなど。
秋になったら、オペレーションも落ち着くだろうから、予約を入れてみようかな?

2010年4月12日月曜日

電気自転車??

今日の新聞で、フィヨン首相が電気自転車の乗り心地を試した。という記事があった。
でも、自力で運転するから”自転車”であって、電力を利用したら”自転”車では無いのでは?
日本で言う「原付自転車」になるのでは??

1年ぶりの更新。

超久しぶりの更新です。
すみません。ネタが無かったわけでは無く、仕事が多忙でした。(良くある言い訳ですね)

新しい店に移って半年が過ぎました。
新規OPENの店です。やっと半年が過ぎ、それでもまだ毎日バタバタです。
固定客はだいぶ着きました。
昼はお陰さまで、毎日満席となります。

チップも週100ユーロ前後で、みんな満足のようです。

これからも、毎日とはいかないですが、更新していきたいと思います。