2018年8月30日木曜日

ミレー作「落穂ひろい」のバルビゾンの里を歩く。

 8月上旬に友人が車でパリ郊外のバルビゾンに連れて行ってくれました。当日は少し雲の多い天気でしたが、まずまずのドライブ日和でした。

 バルビゾン村は本当に小さな村で、村の真ん中を通っているメインストーリは車なら45秒くらいで通り抜けてしまう様な大きさです。そんな小さな村に、バルビゾン派の画家に由来する家などが沢山見られます。

 観光地としての施設は2つしかなく、一つはミレーのアトリエ、もう一つは現在は美術館となっている以前は多くの画家のたまり場だった「ガンヌの旅籠」です。残念ながらガンヌの宿は休館日で、中は見学できませんでした。

 この村はパリから鉄道・バスなどを乗り継いでいけない事も無いですが、かなり乗り継ぎなどが難しいです。TAXIなども無いに等しいですので、車での来訪をお勧めします。


 今年の春先からバルビゾン派美術館(旧
ガンヌの旅籠)の休館日が(火)から(水)に変更になっております。ホームページは変更されておりますが、日本語のガイドブックなどではまだ(火)となっていますので注意が必要です。

バルビゾンの村の入口、兵庫県朝来市と姉妹都市。

村のメインストリート。

広場の観光案内所。


村中に、バルビゾン派の代表作が沢山モザイクで
再現されていました。
Jean-Francois Millet「La famme au puits」
Musée d'Orsay、Paris
ミレー「井戸の女」


Theodore Rousseau「Sorti de foret de Fontainebleau」
Musée du Louvre
ルソー「フォンテーヌブローの森の出口」


Felix Ziem「Lisiere de foret」Musée du Louvre、Paris
フェリックス・ジアン「森の木立」




Jean-Francois Millet「 Des glaneuses」Musée d'Orsay à Paris
ミレー「落穂ひろい」

Charles Jacques「Moutons au Paturage」
Musée d'Orsay à Paris
シャルル・ジャック「牧草地の羊」

Narcisse Diaz de la Pena「Lisiere de foret」
Musée d'Orsay à Paris
ナルシス・ディアズ・ド・ラ・ペーニャ「森の木立」


Narcisse Diaz de la Pena「La Fillette a la chevre」
Musée Magnin、Dijon
ナルシス・ディアズ・ド・ラ・ペーニャ「少女と山羊」

Jules Veyrassat「Le Laboureur」Musée d'Orsay à Paris
ジュール・ヴェラッサ「農耕夫」

ミレーのアトリエ入口


L'Atelier de Millet
ミレーのアトリエ内部

Act de deces de J.F.Millet 

ミレーの死亡証明書


L'Atelier de Millet
Les tableaux de l'ecole de Barbizon (à vendre)
ミレーのアトリエ内部
バルビゾン派の画家の絵画(売り物)

Tableau de Tomas COWPER(Mon préféré)、prix???
トーマス・クーパーの作品(私のお気に入り)、
値段は見ませんでした。

La palette de J.F.Millet
ミレーのパレット

Musee departemental des peintres de Barbizon
(Ce jour-là ç'était fermé.)
バルビゾン派美術館(休館日でした)


Le panneau de pizzeria
ピザ屋「晩鐘」の看板

Hébergement ou l'empereur Hirohito a resté.
昭和天皇が宿泊した宿、
同じメニューが食べられます。(要予約)

ルソーが生活し、最後を迎えた家のパネル

フェリックス・ジアンが生活した家のパネル

ミレーが生活し最後を迎えた家のパネル

シャルル・フランソワ・ドビニーが生活した家のパネル

アントワーヌ・ルイ・バリー(彫刻家)が住んだ家のパネ

ヴィクター・ルコントが生活した家のパネル

シャルル・ジャックの生活した家のパネル

ジョルジュ・ジャン・バティストの家のパネル

Ce n'est pas un endroit où Millet a peint 「L'Angélus」
mais Il avait observé ce paysage.
ミレーが晩鐘を描いた場所ではないが、
こんな風景を見ていたのであろう。