2018年5月15日火曜日

やっぱり分からないピカソ! ゲルニカ展に行ってきた。

 週末に、パリのピカソ美術館で開催されている「ゲルニカ展」に行って来ました。20数年ぶりのピカソ美術館です。正直言って前回どのような作品を鑑賞したか、全く記憶にありませんでした。今回の訪問は新鮮でした。

ゲルニカ展の告知、パリ市内にて

 ピカソは理解できないヘンテコな絵を描く画家と思われていますが、意外と色々な作風が見られます。その時代の友人、ライバルなどと交流し、刺激しあいお互いに影響を受け、与え合った結果なのでしょう。ちょっとシャガール風だったり、ゴーギャン的な色彩だったり、ゴッホ的なタッチだったり、カンディンスキーの様な抽象画だったり、、。
普通に印象派の様な絵画もあったり、、。
色々な事に意欲的に挑戦した画家と言う事なのでしょうね。
 
タイトル「女性の頭」

タイトル「ドラ・マールの肖像」

タイトル「涙する女性」
タイトル「青い帽子の女性半身像」
タイトル「座っている女性」
タイトル「闘牛、闘牛士の死」
ちょっとシャガール的ですね。
タイトル「パラレロのカフェコンサート」
ルノワールの構図に似ていませんか?
タイトル「芝生の昼食」

タイトル「芝生の昼食」前の作品と色違い。
タイトル「暖炉の男」
カンディンスキーっぽいけど、ちょっと地味?
タイトル「帽子の男」
結構普通の絵、ゴッホみたいですね。
タイトル、見てくるの忘れました。
タイトル「ゲルニカ」
大きすぎて全部入りませんでした。しかもピンボケ。

 でもやっぱり(私には)よく分からないピカソでした。
そんな美術館で小学生が見学していました。理解できるのか、理解できなくても鑑賞するのがフランス流なのか?


 余談ですが、鑑賞後、トイレに寄ったのですが、入る前に、「トイレもミョーにヘンテコな形だったり、使い方が分からなかったりしたらどうしよう」などと下らない心配をしてしまいましたが、普通に(ちょっとオシャレな)トイレでした。
 幾つかの作品をご紹介します。タイトルは私が訳しましたので、公式・日本語のレゾネのタイトルと違うかもしれません。

 館内に、ピカソ以外の作品もありました。マティス、アンリ・マルタンなども鑑賞でき、お得な美術館です。
オーディオガイドに日本語は有りませんでした。

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