2018年7月3日火曜日

プティ・パレの「ロンドンの印象派展」開催中

 現在、パリの中心部8区にあるPetit-Palais(プティ・パレ)・パリ市立美術館で特別展「Les Impressionnistes a Londres(ロンドンの印象派展)」を開催中です。
本日、訪問鑑賞してきました。




 プティ・パレの常設展は何と無料で、19世紀から20世紀のモネやセザンヌの傑作が鑑賞できるが、残念ながら企画特別展は有料(13€)です。
今回の特別展「ロンドンの印象派」展も見ごたえのある、素晴らしい作品がいっぱいでした。特にモネの連作・「ロンドンの国会議事堂」はこの特別展の目玉です。
この特別展は10月14日までです。

幾つか作品をご紹介します。


「パリの攻囲」Ernest Meissonier

「パリ市庁舎、普仏戦争の後で」Frans Moormans
Hotel de Villeもこんなに破壊されてしまったんですね。

「カルーゼル広場とチュイルリーの瓦礫」
Siebe Johannes ten Cate
現在のルーブルのピラミッドのある場所ですね。

「ハイドパーク」Claude Monet
モネはロンドンにも滞在していたんですね。

「瞑想・ソファーのモネ夫人」Claude Monet

「読書する婦人」Jules Dalou
日記帳か金銭出納帳にもデッサン、
芸術家はその瞬間をすぐに捉えたいのですね。

「ピクニック」James Tissot

「テムズ川にて」James Tisso

「モレシーのレガッタ」Alfred Sisley

「ロンドン、チャリング・クロスの橋」Camille Pissarro

「ロンドンの国会議事堂、霧の中」Claude Monet

「ロンドンの国会議事堂、霧の中の光」Claude Monet

「ロンドンの国会議事堂、光」Claude Monet

「ロンドンの国会議事堂」Claude Monet

「ロンドンの国会議事堂、霧の中」Claude Monet



 ここに紹介したのは絵画ですが、彫刻なども多数展示されておりました。

 また常設展は無料なので、こちらも鑑賞を強くお勧めいたします。
アングル、ドラクロワ、ミレー、シスレー、モネ、ピサロ、ルノワール、セザンヌなどの絵画、ロダンの彫刻、その他精巧な細工時計、素晴らしいタピスリーなど展示されています。
 ルーブルの様に情報が豊富で無く、どの有名画家の絵が何処の部屋に展示されているなどと言う館内マップなどが無い為、うっかり通り過して、見逃してしまう可能性が多いです。しかし、フランス語でも作者の名前くらいは読んで、見当が付くと思います。ルーブルの様に人が多くないので、ゆっくり鑑賞できますので、しっかりと作品タイトル(作者名)を読みながら鑑賞すると思いがけない発見をするでしょう。私もこんな所にレンブラントやミレーがあるとは思いませんでした。また小さいとは言え、十分に広いです。特別展は最低でも30分、常設展は2時間は必要かと思います。

左の階段上の大きない扉がメインフロアー正面入り口ですが、右下の2つも出入り口で、一番右側が地下フロアーの入口です。セキュリティーチェックを通れば、常設展は直接鑑賞できます。しかし、特別展のチケットは正面入口からメインフロアーに入らないと購入できません。お土産コーナーとWCは地下フロアーです。
こんな可愛い香水瓶のお土産も!





















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