2018年5月4日金曜日

フランスの寿司コンクール

昨日のハンバーガー・コンクールに続き、本日は「SUSHI Championnat de France(フランス・寿司コンクール)」が開催されました。



  決勝に残った5名の方の作品をご紹介。決勝は握り寿司、巻き寿司、細工寿司などの条件は全く無く、「フリースタイル」で行われましたが、酢飯も自分で用意すること。(エントリーナンバーを此処では写真順にABCDEとします。)A,B,D氏はフランス人男性、Eはフランス人女性、C氏は恐らく中国人、でした。


エントリーA、優勝作品



エントリーB、2位
B氏の作品の一部
エントリーC氏
エントリーD氏、3位、ガラスの中でスモーク
エントリーE女史、夏の浜辺
E女子の作品
E女史の作品。マグロ、ライムの皮、黒ごまでスイカを表現。
 審査員は、審査委員長はアジア系フランス人。その他、フレンチの3つ星シェフ・パスカル・バルボ氏、日本人寿司職人3名の他、ノルウェー、ポーランド、NYなどから現地の職人も駆けつけていました。またMOFの肩書を持つ魚屋なども審査に加わっておりました。
 優勝はA氏、2位はB氏、3位がD氏、4位が唯一の女性E氏でした。A氏とB氏の差はわずかであったように思われます。D氏のガラスの器の中でスモークする寿司は、アイデアは素晴らしかったですが、審査員によると素材の持ち味が失われ、全てがスモークサーモン味になってしまった、との事、スモークが強すぎたんですね。E女史の作品は夏の浜辺がテーマで、砂やスイカなども表現されていて、可愛かったです。
左から3位D氏、優勝A氏、2位B氏
上位入賞3名の写真以降の作品は、予選落ちの作品です。

 昨日のハンバーガーに比べて、寿司コンクールの方が盛大で、スポンサーも多く、賞品等沢山ありました。
参加している調理士も、ハンバーガー職人よりもより高い次元で仕事をしているように感じられました。もっとチーズ、クリーム、マヨネーズとかマンゴー、バナナ、イチゴなどを使った日本人からしたらかなりヘンテコな寿司が出てくるかなと思っていましたが、、、想像以上に日本の寿司で勝負しているのに驚きました。

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