2018年5月24日木曜日

彫刻の森・チュイルリー公園

 パリの中心、コンコルド広場とルーブル美術館の間の広大な公園「チュイルリー公園」。パリで最も古い庭園と言われています。17世紀、ヴェルサイユ宮殿の素晴らしい庭園を設計したことでも知られるアンドレ・ル・ノートルが設計しました。そのシンメントリー・左右対称なフランス式庭園に、数々の彫刻が展示されています。その多くはギリシア彫刻ですが、抽象的な作品、モダンな作品なども鑑賞できます。
 先日月曜日、フランスの祝日でお天気も最高でしたので、散歩に行って来ました。
 沢山有る中のいくつかの作品をご紹介します。
尚、作品の日本語タイトルは私の不勉強なフランス語からの訳です。正確なタイトルでないかもしれません。ご了承のほどを。



庭園を設計したル・ノートル、
コンコルド広場横の入口にあります。

月の女神・ダイアナ

精霊ニンフ

作品名不詳(作品タイトルプレート破損の為)


パレースの保護を求めるカサンドラ

ミノタウロスと戦うテーセウス

デイアネイラを略奪するケンタウロス・ネッソス

神曲

キンキナトゥス(古代ローマの美徳と武勇を現す人物

戦うアレキサンドル

善きサマリア人

芸術家に冠を捧げるペリクレス

作品名不詳(紹介プレート無し)

作品名不詳(紹介プレート無し)

作品名不詳(紹介プレート無し)

ジュリアス・シーザー

ファルネーゼのヘラクレス

ジュリアス・シーザー

ハンニバル


豊穣の女神・ケレース(夏)

果実の神・ウィルトゥムヌス

果実の女神・ポーモーナ

アグリッピナ

ナイル川

テヴィレ川(ローマの川)

人物3

偉大な女性音楽家

ロダン作・接吻


 いかがでしたか。お好みの彫刻は有りましたか。まだまだ沢山の彫刻がこの庭園には有ります。お天気の良い日には、庭園の隅々まで彫刻探しも良いかもしれませんね。ちなみに、最後に紹介したロダンの「接吻」は分かり難い所にありますが、写真の背景をみると、勘の良い人なら庭園のどの辺りか見当が付くでしょう。
 散歩前に、ギリシア神話、ローマ神話を簡単に予習しておくとより楽しめるでしょう。

では良いお散歩をお楽しみください。


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