8月に休みを利用して、フランス東部のロレーヌ地方・ナンシーを訪問したことは既報済みですが、その一日を利用して「バカラ村」に足を延ばしました。バカラを訪問したことは、Facebookやこのブログで簡単に触れたのですが、このブログの「コア」な読者1名から、脅しにも似た再三の催促があり、やっと重い腰をあげた次第です。
有名なフランスのガラス製品は「バカラ」「サンルイ」「ラリック」などがあります。
それぞれのブランド名はバカラは村の名前、サンルイは国王聖ルイ9世、ラリックはアール・ヌーヴォー工芸家の名前から来ています。
8月はフランスの田舎も夏休みです。特に観光地ではないので、地方の在来線は1日に10本ほどしかありませんでした。ナンシーから南東に50km鉄道で約40分ほどで到着しました。
バカラ銀座に並行して川が流れています。のどかな村です。
恐らく世界のセレブたち誰もがその名を知っているけれど、訪れる事のない、最も小さな村の一つでしょう。
幾つかの作品をご紹介。
クリスタル美術館は、とても小さな美術館で、ゆっくり見ても30分程で十分です。
その後、美術館の方が「村役場にもクリスタルのシャンデリアがあり、会議中でなければだれでも観れますよ」と教えてくれたので、川向こうの役場に向かいました。
人口4700人の村役場にしては、やはり不釣り合い(椅子に比べても)なくらい立派な作品。
マクロン大統領の肖像も。
上記の外観写真に小さく見れますが、外部の壁にガラス職人の作業風景が紹介されています。
役場を出てから、向かい側のSaint-Remy de Baccarat教会を訪問しました。この教会にも、クリスタルのステンドグラスがあるという事で伺いました。(尚、近くにSaint-Remy de Deneuvre 教会があるので、注意が必要です。)
教会はかなり薄暗い雰囲気で、私の訪問時は、私以外に人はいませんでした。
ステンドグラスは、日本人が想像している物とちょっと違い、片田舎にしては現代的でした。以前ご紹介した、パリ郊外のコンクリートでできたちょっと無機質的なノートルダム・デュ・ランシー教会の雰囲気に似ていると思いました。
(ノートルダム・デュ・ランシー教会のブログは下記のURLからご覧下さい。
教会内部・ステンドグラスを動画でご紹介します。
<尚、おまけ情報として、>
バカラからナンシーに向けての帰路、バカラ駅に向かうと2時間に一本しかない列車がキャンセルされていました。唯一いた駅の女性職員に聞いても理由が分かりませんでした。でも代替輸送のバスが出るという事でしたが、それが何分後に到着するかは分からないとの事。
8月の暑い最中、列車が無いと田舎の駅の待合室のドアが閉鎖されてしまいます。いつ来るか分からないバスを待ち、約1時間かけてナンシーに戻るか、2時間後の(多分来るだろう、キャンセルされていない)列車を待ち、更に40分かけてナンシーに帰るか、炎天下で待たなくてはなくなりました。結局、50分後にバスが到着し、1時間かけてナンシーに戻りました。
ノートルダム・デュ・ランシーのブログ記事(2018年7月4日)
http://bonjourrestaurantparis.blogspot.com/2018/07/blog-post_4.html
有名なフランスのガラス製品は「バカラ」「サンルイ」「ラリック」などがあります。
それぞれのブランド名はバカラは村の名前、サンルイは国王聖ルイ9世、ラリックはアール・ヌーヴォー工芸家の名前から来ています。
8月はフランスの田舎も夏休みです。特に観光地ではないので、地方の在来線は1日に10本ほどしかありませんでした。ナンシーから南東に50km鉄道で約40分ほどで到着しました。
フランス国鉄・バカラ駅
駅から徒歩5分ほどの村の中心「バカラ銀座?」。
カフェが数店、パン屋、お土産用のガラス工芸店が数件、という感じの典型的フランス田舎です。
バカラ銀座に並行して川が流れています。のどかな村です。
恐らく世界のセレブたち誰もがその名を知っているけれど、訪れる事のない、最も小さな村の一つでしょう。
バカラ・クリスタル美術館の外観
私立美術館です。入場料5€。
シャンデリアのデザイン画。
出来たのが下の写真です。
観覧者が見やすいように、人の腰から胸の高さに吊られています。
幾つかの作品をご紹介。
明治天皇、来仏時のテーブルが再現されています。
グラスに菊の紋章が彫られています。
日本人としてはちょっと嬉しい。
壁には明治天皇の肖像画。
ガラス工芸部門、M.O.F.フランス国家最優秀職人章
MOFのメダル、初めて見ました。
この椅子もクッション以外はクリスタルガラスです。
誰が座っていたかは触れられていませんでした。
その後、美術館の方が「村役場にもクリスタルのシャンデリアがあり、会議中でなければだれでも観れますよ」と教えてくれたので、川向こうの役場に向かいました。
村役場外観
人口4700人の村役場にしては、やはり不釣り合い(椅子に比べても)なくらい立派な作品。
マクロン大統領の肖像も。
上記の外観写真に小さく見れますが、外部の壁にガラス職人の作業風景が紹介されています。
役場を出てから、向かい側のSaint-Remy de Baccarat教会を訪問しました。この教会にも、クリスタルのステンドグラスがあるという事で伺いました。(尚、近くにSaint-Remy de Deneuvre 教会があるので、注意が必要です。)
教会はかなり薄暗い雰囲気で、私の訪問時は、私以外に人はいませんでした。
ステンドグラスは、日本人が想像している物とちょっと違い、片田舎にしては現代的でした。以前ご紹介した、パリ郊外のコンクリートでできたちょっと無機質的なノートルダム・デュ・ランシー教会の雰囲気に似ていると思いました。
(ノートルダム・デュ・ランシー教会のブログは下記のURLからご覧下さい。
教会
教会背後から
マリア像
教会内部・ステンドグラスを動画でご紹介します。
バカラからナンシーに向けての帰路、バカラ駅に向かうと2時間に一本しかない列車がキャンセルされていました。唯一いた駅の女性職員に聞いても理由が分かりませんでした。でも代替輸送のバスが出るという事でしたが、それが何分後に到着するかは分からないとの事。
8月の暑い最中、列車が無いと田舎の駅の待合室のドアが閉鎖されてしまいます。いつ来るか分からないバスを待ち、約1時間かけてナンシーに戻るか、2時間後の(多分来るだろう、キャンセルされていない)列車を待ち、更に40分かけてナンシーに帰るか、炎天下で待たなくてはなくなりました。結局、50分後にバスが到着し、1時間かけてナンシーに戻りました。
ノートルダム・デュ・ランシーのブログ記事(2018年7月4日)
http://bonjourrestaurantparis.blogspot.com/2018/07/blog-post_4.html
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