8月に訪れた、ロレーヌ地方・ナンシーにあるアール・ヌーヴォーの美術館、「ナンシー派美術館」をご紹介します。
ナンシーには「ナンシー美術館」と「ナンシー派美術館」という2つの素晴らしい美術館があります。日本語だと「派」のあるかないかの違いだけで紛らわしいですね。フランス語だと前者が「Musée des beaux-arts de Nancy」後者が「Musée de l'École de Nancy」となり、明確に違います。ちなみにフランス語の「Ecole/エコール」という言葉は「学校」という意味の他に「流派・学派」という意味があります。お茶の裏千家は「エコール・ウラセンケ」というわけです。
本日ここでご紹介するのは「ナンシー派」美術館です。ナンシー派とは、アールヌーヴォーの作家でここナンシーを中心に活躍した芸術家たちです。ここで言う「芸術家」は画家だけではなく、陶器作成者、ガラス工芸作家、家具作成者、建築家なども含まれます。
ナンシー派美術館は、フランス国鉄SNCF・ナンシー駅から徒歩15分くらいのところにあります。近くの最寄りのトラムの駅からも徒歩10分ほどあります。
ナンシー派の中心人物エミール・ガレの後援者であったウジェーヌ・コルバンの私邸を改装した美術館だそうです。
ナンシーには「ナンシー美術館」と「ナンシー派美術館」という2つの素晴らしい美術館があります。日本語だと「派」のあるかないかの違いだけで紛らわしいですね。フランス語だと前者が「Musée des beaux-arts de Nancy」後者が「Musée de l'École de Nancy」となり、明確に違います。ちなみにフランス語の「Ecole/エコール」という言葉は「学校」という意味の他に「流派・学派」という意味があります。お茶の裏千家は「エコール・ウラセンケ」というわけです。
本日ここでご紹介するのは「ナンシー派」美術館です。ナンシー派とは、アールヌーヴォーの作家でここナンシーを中心に活躍した芸術家たちです。ここで言う「芸術家」は画家だけではなく、陶器作成者、ガラス工芸作家、家具作成者、建築家なども含まれます。
ナンシー派美術館は、フランス国鉄SNCF・ナンシー駅から徒歩15分くらいのところにあります。近くの最寄りのトラムの駅からも徒歩10分ほどあります。
ナンシー派の中心人物エミール・ガレの後援者であったウジェーヌ・コルバンの私邸を改装した美術館だそうです。
主な作品を閲覧順にご紹介します。
ルイ・マジョレル作「ピアノ・白鳥の死」
エミール・ガレ作
エミール・ガレ作
オーギュスト・マジョレル作
作者不明というよりよく見てきませんでした。すみません。
見ごたえ充分の食堂
エミール・ガレ作
長野県諏訪市の北沢美術館にはこれと同じモチーフの作品があります。
こちらが北沢美術館のコレクション
エミール・ガレ作
エミール・ガレ作
エミール・ガレ作
エミール・ガレ作
エミール・ガレ作
エミール・ガレ作
ステンドグラス、ジャック・グルーバ作
エミール・ガレ作
パリ・オルセー美術館にはこれと同じモチーフの作品があります。
こちらがオルセー美術館のコレクションです。
ステンドグラス、アンリ・ベルジェ作
エミール・ガレ作
エミール・ガレ作
エミール・ガレ作
エミール・ガレ作
脚の部分に名前が彫りこまれています。
本日は撮影した写真の半分くらいしかご紹介できませんでした。相変わらず素人写真なので、作品の本当の良さがうまく伝わりません。やはり実際に訪れて観て頂きたいです。
私も若い頃は、絵画ばかり観ていて、なかなか工芸品を観ようとしませんでした。興味がありませんでした。でも、工芸品(石像、木像などの彫刻、皿、器、家具など)は表面の仕上げや彫の深浅、観る角度などによって、その場でしか分からない良さがあります。
もし、美術館などで絵画以外の作品を目にしたら、しばらく立ち止まって角度を変えて鑑賞してみて下さいね。
印象派の作品で有名なパリ・オルセー美術館にもエミール・ガレやアントニオ・ガウディの工芸作品が鑑賞できます。彼らの作品は、印象派のフロアーとは別のフロアーでひっそりとしていますが、見ごたえ充分の作品が沢山あります。ガウディの作品コーナーなど誰も足を止めません。写真を撮っていると、他の方が「なんでこんなところで写真を撮っているの?」という顔をされます。
諏訪市の北沢美術館も地方の美術館としては驚くほど素晴らしいコレクションです。
是非訪問して下さい。
一年前にオルセー美術館の工芸作品を紹介しました。参考にして下さい。
本日も長文ご覧いただきまして有難うございます。
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