2018年9月10日月曜日

凱旋門に登ってみよう!

 
本日、日本大使館に行った帰りにパリの象徴的建造物・凱旋門に登ってきました。ここに登ったのは10年ぶりくらいかな。シャンゼリゼから地下道を通って、凱旋門の脚元の広場に出ます。この広場に来るだけで、凱旋門に登らなければ無料です。では写真をご紹介します。


シャンゼリゼ通りのこの入り口から脚元まで行きます。

「義勇兵の出発(別名・ラ・マルセイエーズ)」1792年、
F.リュード作。シャンゼリゼ側の右脚部。
Le Départ des volontaires de 1792, 
aussi appelé La Marseillaise par François Rude.

「ナポレオンの勝利」1810年、
J.P.コルトー作、シャンゼリゼ側左脚部。
Le Triomphe de 1810 par Jean-Pierre Cortot.

「抵抗」1814年、
A.エテックス作。グランド・アルメ通り側・右脚部。
La Résistance de 1814 par Antoine Étex.

「平和」1815年、
A.エテックス作。グランド・アルム通り側・左脚部。
La Paix de 1815 par Antoine Étex.

凱旋門・4本脚の地面中央には
鷲の紋章が埋め込まれています。

4本脚中央から上を見上げる。

フランス革命戦争やナポレオン戦争に功績のあった軍人などの名前。
名前に下線がある人は戦死した人物。
例えば左一番下「VALLETAUX」その4つ上「CHATEAU」など

無名戦士の墓。
はじめはパンテオンに遺骨を納める案が議会で議決された、しかし退役軍人が反対し、ここに変更された。

階段202段を登ると中2階に到着。この像がお出迎え。
脚の彫刻「義勇兵の出発(別名・ラ・マルセイエーズ)」の
上部にある兵士像の頭部。

中2階にいながら、凱旋門の股部分の小型カメラで
階下・広場の様子がモニターで見る事が出来ます。

中二階は美術館・お土産ブティックになっています。
特別展・昔の義勇兵のユニフォームを展示。

中二階の展示、奥はブティック。

凱旋門の建設記念碑

中二階のブティック

ちょっとビックリですが、凱旋門の中二階には
トイレもあります。無料です。

凱旋門の屋上から見たシャンゼリゼ通り。
Ave.des Champs-Elysees

シャンゼリゼ通りを時計の12時とすると、1時の方向、
マルソー通り。
アンバリッド、モンパルナスタワーが見えます。
Av.Marceau

2時方向、イエナ通り。
Av.d’Iena

3時方向、クレベール通り。
Av.Kleber

4時方向、ヴィクトル・ユーゴ通り
Av.Victor Hugo

5時方向、フォッシュ通り。
Av.Foch

6時方向、グランド・アルメ通り。
遠くに新凱旋門が見えます。新凱旋門のフランス語の正式名称は「 La Grande Arche de la Fraternité 」(友愛の大アーチ)で、軍事的な「凱旋」の意味はそこには無い。
Av. de la Grande Armee

7時方向、カルノ通り、
凱旋門から出ている大通りで一番短い。
Av.Carnot

8時方向、マク・マオン通り。
Av.Mac Mahon

9時方向、ワグラム通り。
Av. de Wagram

10時方向、オッシュ通り、
この通りに日本大使館があります。
通りの奥はモンソー公園。一番奥の丘はモンマルトルの丘。
Av.Hoche

11時方向、フリドラン通り。
Av. de Friedland

202段の階段を降りてまた広場に戻ります。
尚、中二階まではエレベーターがあり、体の不自由な方や
高齢の方は使用可。
中二階から屋上まではエレベーターは有りません。

凱旋門の脚元・広場には国の重要な出来事の
記念プレートがあります。
これは「1870年9月4日の共和国宣言」

国連軍として参加した朝鮮戦争の碑

インドシナ戦争の碑

アルジェリア、チュニジア、モロッコでの戦闘の碑

第二次世界大戦で戦死した兵士の碑

ドイツ軍・ナチス占領に抵抗して亡くなった学生の碑

アルザスとロレーヌ地方のフランスへの帰属

あまり知られていませんが、凱旋門とエッフェル塔を
一枚の写真に収める事が出来ます。

凱旋門の股からエッフェル塔を見ることもできるんです。
隙間にエッフェル塔!




尚、風の強い日は屋上まで登る事はできません。















































































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